必要とされる人 | システム運用便り

システム運用便り

システム運用の会社を経営しています。業務のことから日々思うことまで、つれづれなるままにつづるBlogです。

タクシーに乗って、


「景気はどうですか?」


と聞くと、今までは


「良くないねー」


というような反応だったのだけど、



最近は、


「ちょっと良くなってきたよ」



という反応が返ってきます。




景気の物差しといわれるタクシーなので、

日本経済も復活しつつあるんですね。



バブルが崩壊して、リストラという言葉が流行ってきたころ


メディアでは、40代、50代で家族を抱え、

リストラにより仕事を探す人のニュースを伝えていたけど、

不思議で不思議でしょうがない事があった。


40代、50代であれば、経験20年、30年で、知識も技術も豊富なはず。。


なぜ、仕事が無いということが発生するのか?



会社が傾き、リストラがあるというのはしょうがないとしても、


傾く会社もあれば、うまく行っている会社もあるので、


豊富な知識と経験で、


うまく行っている会社に転職できるはずなんじゃないのか?




その当時、まだ自分は働き始めたばかりのペーペーだったから、


何の知識も技術も経験も信頼も何もかも無く、


それらを得る為に、アガイテいた時期だったから(ま、今でもそうだけど)


余計に不思議に思えた。




当時、ある業界で活躍していた40代の上司のAさんと外出した際に、


「世の中リストラが流行ってますけど、Aさんは経験も実績も豊富なので良いですね」


と言った所、




「ボクなんか、全然駄目だよ。三角君のほうが若くて転職先がいくらでもあるから良いでしょ」




という衝撃的な返事が。。。



というのも、期待していた答えは、



「そうなんだよ。

 俺は20年の経験と実績があるから、仮に今の会社が駄目になってもどこにでもいけるけど、

 お前は、経験も実績も無いから、大変だよな。

 まあ、俺みたいになる為に、頑張れよ。」



でした。



20年コツコツ頑張っても、


俺のスキルは必要とされると自信持てないって


なんだか、悲しいですよね。




その頃から、社内政治に長けるよりも、


どこでも通用するスキルを身につけれる場に身を投じよう


と思い始めた気がします。




そんな個人的な思いもあって、


フォースクーナでは、


・やればやるほど自信を持てる

・やればやるほど必要とされる



そんな場にしたいなと思っています。




インターネットによって、世界が一気に身近になっているので、


ワールドワイドに必要とされる人がドンドン生まれてくると面白いなー