うまれてはじめての原稿料 | システム運用便り

システム運用便り

システム運用の会社を経営しています。業務のことから日々思うことまで、つれづれなるままにつづるBlogです。

去年の4月くらいに、


「みすみさん、自分の仕事紹介書かない?」


と、DJ社長 より、ありがたい話を頂いた。




運営者の方から、原稿を記入するシートと、

9月25日が締め切りで、12月掲載ですとの連絡を貰った時には、


「なんだ、そんなに余裕があるのか。」

「じゃあ、ゆっくり書こう」


などと余裕をかましてた。



まあ、ゆっくり書こうなどといって、ちょっとづつ書くわけも無く、

そのまますっかり忘れていた。




締め切りの一ヶ月前にも、


「9月25日が締め切りですよ」


とリマインドのメールが来ていても、


「あー、まだ一ヶ月もあるから大丈夫」



と余裕をかましていた。




9月27日。。


メールが届き、どれどれと見てみると。。



「締め切りは9月25日でした。。」



ん!?




あっ、、



すっかり忘れていた。。。



さーっと血の気が引く。。



血相を変えて、慌てて文章を書き、なんとか送付。




慌てて書いたので、もちろん出来が悪く


指摘→修正・送付
指摘→修正・送付
指摘→修正・送付


繰り返して、ようやく完成。。


原稿のお礼として商品券が届いた時には、

生まれて初めて原稿を書いて貰ったものなので、

やけに感動。。。ラブラブ!



商品券は、みんなで使うべく、
ありがたく会社に進呈させていただきました。。


というわけで、お恥ずかしながら、記事の一部を載せちゃいます。



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 ┃ 第│28│回│ シ│ス│テ│ム│運│用│会│社│の│経│営│者│  ┃
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 第28回は【システム運用会社の経営者】です。大学院理工学研究科(建築学
専攻)修了後、ソフトウェア・システム開発会社に入社したものの、駐在先の
アメリカ(シリコンバレー)で若い起業家たちからの刺激を受け、同社を退職、
ベンチャー企業の立ち上げに参画。
 その後、ご自身が立ち上げたシステム運用会社で経営者として活躍している
「三角正樹」さん(男性、起業4年目、30代後半)からメッセージをいただき
ました。

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※掲載された内容・意見などは全て原稿作成者個人の意見であり、作成者の所
 属する企業・団体等または河合塾としての意見・方針等ではありません。

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          ◆◆ こんな仕事をしています ◆◆          
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 皆さんが日頃見ているサイトで、あるときアクセスしたら繋がらなかった、
という経験はありませんか?

 インターネットで日記を書いたり、ショッピングをしたり、ゲームをしたり、
音楽を聴いたり、色々なことが出来るようになってきています。人気のサイト
は常に誰かがアクセスしているため、それらのサービスを提供するシステムは
24時間365日稼動している必要があります。

 しかし、皆さんがお使いのパソコンでもトラブルが発生することがあると思
いますが、コンピュータはすぐに調子が悪くなります。

 インターネットのシステムも同様で、すぐに調子が悪くなります。インター
ネットのサービスを提供する会社としては、気がついたらシステムが壊れてい
て、サービスが提供出来ていませんでした、ではシャレになりません。そのた
めに、24時間365日、誰かがシステムを見張っている必要があります。しかし、
24時間体制で監視するのは大変ですし、また技術力も必要です。

 そこで、私達がお客様に替わって24時間システムを見張り、万が一トラブル
が発生したら、どの部分に問題があるのか調査をして、すぐに手を打ち、問題
点を解決しています。このように私たちは「システムの救急隊員」という役目
を果たしているのです。

 私は、そんなシステム運用会社の代表取締役をしています。

 小さい会社の社長は皆そうだと思いますが、普段の業務は、営業しながら経
理も法務も技術もすべて兼任してやっています。これらの業務にもそれぞれ醍
醐味はあるのですが、代表取締役のもっとも重要な役割は、その会社の方向性
を決断するということだと思います。

 たとえば、月額1,000万円の売り上げがある会社だったら、月の稼動日数が
約20日として、1,000万円÷20日=50万円/日なので、代表取締役は毎日50万
円分の決断をしなければなりません。

 月商1億円の会社だと、毎日500万円分の決断を求められるということですね。
この決断次第で、会社が発展したり傾いたりが決まりますので、決断すること
を楽しみながら、身が引き締まる思いで働いています。

 システムの救急隊員である当社のエンジニアのほとんどは、現職に就くまで
はオンラインゲームやショッピングをしたり、日記を書いたり…と、インター
ネットを使う側だったのですが、自分が使っているインターネットのシステム
に精通したエンジニアになりたい!という思いをもって入社してきました。

 最初は全くの素人ですので、入社当初は仕事をこなすのも、ドキドキしなが
ら、自信なさそうな感じで働いていましたが、仕事をこなすうちに、どんどん
技術を覚えていきました。スキルが上がってくると、徐々に自信が湧いてきて、
以前の彼らとは別人のようになっていきます。その変化をじかに感じて、こい
つも随分とたくましくなってきたなぁ、と思うとき、会社を興してよかったな、
という喜びを強く感じます。

 「人が成長する場」を作っていくことは、代表取締役として重要な仕事の一
つです。

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         ◆◆ 大学で学んでおくと良いこと ◆◆         
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 なにか熱中できるものがある人は、それにどっぷり漬かるといいと思います。
それがない人は、バイトでも遊びでも、いろんなことを試せるチャンスです。
失敗を恐れずにどんどんチャレンジしてください。

 私の場合は、偶然のきっかけから塾講師のアルバイトを始めたのですが、ど
のようにすれば子供たちの成績が伸びるのか試行錯誤しました。勉強が好きに
なるかどうかは、教えてくれる先生の授業が面白いと思えるかどうかというこ
とと大きく関係しているので、楽しい雰囲気を作ったり、覚えにくいものは語
呂合わせを作ったりと、日々研究していましたね。「俺って、誰かに何かを教
えたりすることが好きなんだな」と思い始めたのも、その頃です。

 その、人に何かを教えるのが好きなんだというのが、今の「人が成長する場
を作る」という経営者の仕事に大いに活かされています。

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          ◆◆ 大学生へのメッセージ ◆◆          
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 『今から20年後、あなたはやったことよりもやらなかったことに失望する。
ゆえに、もやい綱を解き放ち、安全な港から船を出し、貿易風を帆にとらえよ。
探検し、夢を見、発見せよ。』(マーク・トウェイン)